令和7年 馬頭観音護摩供

令和7年8月17日 開催

今年は8月17日に恒例の供養祀りが、地域の皆様の参加のもと行われました。

注釈
近世以降、国内の流通が盛んになるにつれ、馬は単なる移動手段にとどまらず、
生活や仕事の重要なパートナーとして広く用いられるようになりました。
そのため、飼い馬が斃れた際には、路傍や芝先(馬捨場)などに馬頭観音を祀り、
動物供養塔としての意味を込めて供養する習慣が生まれました。
こうした信仰の流れの中で行われるのが「馬頭観音護摩供」であり、
馬の霊を慰め、併せて家内安全や交通安全を祈願する法要として今日に伝えられています。